白髪のお手入れ方法
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白髪はパサパサして扱いにくい気がします。
どうやってお手入れすればいいの? -
白髪には、白髪にあったケアが必要です。 お手入れ方法を紹介いたしますね。
白髪も、まずはブラッシングで艶々に
白髪は黒髪に比べて髪の水分が逃げやすい特徴があります。そのため、うねりやパサつきが気になりやすいです。毎日のヘアケアを行いながら美髪を目指すなら、まずはブラッシングから始めましょう。
ブラッシングは髪のホコリを落とし、頭皮の血行を良くします。豚毛や猪毛など、天然毛を使ったブラシの方が髪の静電気もおこりにくくお勧め。プラスチック製のブラシに比べると艶も出やすいため、パサパサしがちな白髪にも嬉しいですね。
白髪のブラッシング方法
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朝と夜、一日2回ブラッシング
朝は髪を整える時にブラッシングを行いましょう。夜はお風呂に入る前にブラッシングです。髪についたホコリや汚れも浮きあがるので効果的です。
ちなみに、シャンプー後など濡れた髪にブラッシングを行うのは良くありません。濡れた髪はキューティクルが剥がれやすく、髪のダメージに繋がります。
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ブラッシングのポイント
白髪に効果的なブラッシングのポイントは、頭頂部からブラッシングをしないこと。まずは毛先のもつれを梳かしていきましょう。そこから順番に上へ進んで、髪全体をブラッシングしていきます。
強い力で頭皮にブラシを当てると頭皮トラブルの原因になります。優しい力加減で行いましょう。毎日続けていくと、髪のまとまりやすさや艶に変化が出てきます。
シャンプーついでに頭皮マッサージ
豊かな髪は、豊かな土壌から。忙しさやストレスから強ばってカチカチに固まりがちな頭皮を、シャンプーついでにマッサージしていきましょう。 頭は、ハチの膨らみから、頭頂部にかけての血流が滞りやすくなると言われています。白髪は首から遠い「顔回り」から出始める人が多いため、効果的な方法をお教えします。
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頭のてっぺんへ血流を促す
血流が滞りやすくなるハチから頭頂部に向かって、指を滑らせます。次は耳の上から頭頂部に向かって指を滑らせ、最後に首から頭頂部に向かってジグザグに指を滑らせます。 頭頂部に向かってマッサージをしていくと、頭皮全体の血流が良くなり、ポカポカした実感ができます。
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首のリンパを流す
血液の出入り口になっている首のリンパの流れを良くします。栄養を吸収しやすくなったり、老廃物を流れやすくする目的があります。頭皮も顔と同じ一枚の皮で繋がっています。 一日だけで実感することは難しいですが、毎日続けていくとカチカチに凝り固まった頭皮が、顔と同じように柔らかく動きやすくなっていきます。
ドライヤーをかける前の“ちょい足し”
「ドライヤーをかけると、白髪がパサついて広がる」という方は、ドライヤーの前に美容液や油を付けましょう。手のひらで伸ばしたあと、頭皮には付けず、髪の毛先から中心に馴染ませていきます。ベタついて仕上がりが重たい場合は、髪につける量を減らすなど調整してみてください。
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しっとり、“うる艶髪”へ
髪につけるオイルは、椿油・杏油・馬油などが有名です。付け心地や香りなどメーカーによって違うので、お気に入りを見つけてください。
油を付けても白髪のパサつきやゴワゴワ感が気になる場合は、先にミルクやクリームタイプの美容液を馴染ませたあとに油を付けてみてください。柔らかい手触りになります。